KEEP CALM

平静を保ち、普段の生活を続けよ。リバウンドしないシンプルライフを模索します。ナオト・インティライミ、Hey!Say!JUMP 伊野尾慧くん応援中!

かわいいけど、とっても苦手なもの


なぞなぞみたいなタイトルになってしまいましたが……答えは『ぬいぐるみ』。

よっぽどのことがない限り、ぬいぐるみは自分では買いません。
その理由は、『とにかく本当に捨てづらい』からです。


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今の家には先日ディズニーシーで買ってきたダッフィーと、ジバニャンの小さなぬいぐるみ、玄関に置いているバースデーベアとココペリ人形の4体だけ、実家にも本当に大好きなぬいぐるみだけを10体ほど残しているのみです。
引っ越しするときに大半を処分しましたが、そのときの苦しさは人生で味わった中でもトップレベルの心労でした。


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顔がついていること以外にも。

ぬいぐるみに限ったことではないのですが、顔や目がついているだけで生き物感が増して、捨てづらくなるように感じます。

ぬいぐるみだって冷静に考えれば、布と綿のかたまりのはずなのですが……可愛がって長く時を過ごすことで、なんだか心が生まれるように感じてしまいます。
それに、気に入って買ったはずなのにいらないと思ってしまっている自分の心変わりをさみしく思ったり、捨てられるぬいぐるみをかわいそうに思ったり……
また、家電や日用品のように、明確に『使いきった』がわからないことや、買ってくれるところや譲り先が見つかりにくいことなども捨てるハードルをあげているように思います。
だって、譲れないのならば、『捨てる』しか道はないんですから……

テレビで時おり、人形供養のお寺などを放送しているときがありますが……供養してもらいたくなる気持ちは心底よくわかります。

うちの母親はあまりそういうことを気にしないタイプなので、ごみ袋にポイポイぬいぐるみを詰めることもまったく平気でした。私はそれを見て、子供ながらに心が痛んで眠れなかったことも……


買わないことでお互い幸せに。

私は、もうつらい思いをしたくないので、ぬいぐるみは極力買わないことにしました。
ぬいぐるみだって、うちに来るより他のところへいったほうが幸せになれるかもしれません。

かわいい!と思って心が揺らぐときもありますが、以下のような現実的な事柄を脳内でつぶやきながら欲を消し去ります。

  • どこに置くの?場所もとるし、ほこりも出るぞ……
  • また捨てるときつらいぞ……
  • そのお金で他にもっと実用的なものが買えるのでは?ぬいぐるみは何もしてくれないよ……

それでも欲しい気持ちが勝てば買いますが、ここ数年でそのハードルをクリアしたのはダッフィーのみです……


決定権が自分にあるときは、頂かない。

うちにいる、ダッフィー以外の3体はすべて頂き物。すべて気に入ったからよかったですが、実は、頂いたときどうするかは私の中でもまだ答えが出ていません……ただ、こちらに頂くか頂かないかを決定できる権利があるならば、迷わず頂かないようにしています。

以前、私はUFOキャッチャー好きの友人の彼氏から大量のぬいぐるみを押し付けられて困っていました。(年末にすべて処分。チョッパーやスティッチなど、あまり好きではないキャラばかりだったので捨てるハードルは低かったですが、さすがに多少のダメージはありました……)
『ぬいぐるみはもういらないの』と告げてからは、そういったことはなくなったので、早めに言っておくべきだったと思っています。

また、誕生日プレゼントやちょっとしたギフトなどで『何が欲しい?』と聞かれるタイミングや、リクエストできるような間柄であれば、『何でも嬉しいけど、ぬいぐるみだけは遠慮してるの』のようにやんわり自分の意思を伝えるようにしています。


ふんわりかわいいけど、捨てるときの心労はヘビー級。ぬいぐるみとは、うまく付き合っていきたいものです。