KEEP CALM

平静を保ち、普段の生活を続けよ。リバウンドしないシンプルライフを模索します。ナオト・インティライミ、Hey!Say!JUMP 伊野尾慧くん応援中!

ムダ買いを減らす魔法の言葉



私は、モノを減らしてすっきり暮らしたいな~とは思っているのですが、極限までモノを減らしたいとは思っていません。

だから今でもいろいろとモノを買います。

でも、その時に、最近はある言葉を心の中で(時には本当に声に出して)つぶやく言葉があります。

それは、よくある『これは今本当に必要?』ではなく……

『家になかったっけ?』

です。

これが私にとっては、魔法の言葉のように効果てきめんでした。


『家にある』と思うだけで買う気がなくなる

最近気づいたことは、モノがひとつダメになったり、使いきったから買う→モノの総量は増えない、ということです。

シンプル系のブログでたびたび見かける、1つのモノがなくなったから(アウト)、買う(イン)する、1アウト1インというルールを守れば、モノは大きく増えないと改めて思いました。

ルールを念頭に買い物へ行くと、以前より明らかにムダ買いが減った気がします。
ただ、それでも誘惑は容赦なく襲いかかります。

そのとき、『家になかった?』と自分に問いかけると、頭の中の検索エンジンがフル稼働。『あ~、なんか似たやつあった。』となると、しめたものです。同じようなもので溢れたいつかのクローゼット、小物入れにおさまりきらない『よくわからないモノ』によって散らかったいつかのリビングの光景が頭によぎり、またあの状態に戻るのは嫌だ、似たものがあるなら買わなくていいか……と、物欲が鎮まっていくように感じます。


心境の変化。

私自身、モノとのつきあい方が変わって、たくさんの補欠選手はいらない、みんなスタメンとして使いたい!という気持ちが生まれたから、似たようなモノはいらないとなったのかもしれません。

そもそも本当に必要として買いに来ていたら、買う前に『どーしよ~?』となることはあんまりないハズだ、と思うように。衝動買いなどはまた別かもしれませんが、買う前に『どうしよう?どうしよう?』と悩んでしまうようなモノは、自分も心のどこかで『今はムダな買い物だ』とわかっているんじゃないかなぁとも思います。

食器や化粧品、アクセサリーなどは、以前はいいな!と思ったら買っていましたが、最近では『家に同じようなやつがあるしやめとこ……』となります。
それでも欲しい気持ちが勝てば買って帰りますが、そのときは家にある方を手放すことにしています。
まだ使えるものを捨てるのは、個人的には結構つらい作業なので……だいたい買わずに終わります。

化粧品やスキンケア用品なんかの消耗品は、次はあれが欲しいな……と思ったら、今あるものを使いきるまで買いません。
それでネイルやリップが増えすぎて使いきれず、劣化させてしまった経験があるからです。また、服と違って気軽に買い取ってくれるところがあまりないから、自分で使いきるしかありません。
次に欲しいものが生まれると、今あるものを使いきる努力をするので、結果自分もきれいになれるし一石二鳥だと思っています。

家の中からも、二つあるアイテムはどちらかを手放すように心がけています。
先月末にも、とりあえずキッチンだけですが、調理器具で同じものが2つ以上あったり、素材違いのものなどは、どちらかを処分しアイテムかぶりを極力なくしました。
※二人暮らしなので、お皿などはもちろん二つあります。


適当なモノで我慢するのとは、また違う

適当に選んだモノに囲まれていると、自分自身も適当になっていく……というのはよく聞く話です。
家にあっても、使い勝手が悪くどこか心地よくない……そんなモノは、『家にあった?』と問いかけるまでもなく、自分の気に入ったモノに買い換えたいと思っています。

だけど、新しいものを買ったらその子とはお別れ。
このルールを徹底することで、家の中はだんだん適当に選んだモノが減ってきているように思います。
そして、『かわいい!』『流行ってるから!』『安かったから』という安易な理由での買い物も減ってきています。

この繰り返しを続けていると、訓練のように物欲が研ぎ澄まされ、安易にモノを選ぶようなことはだんだんなくなってくるのではないか……と思っています。

私はどちらかというと物欲が強い方なので、根気よくモノと向き合って、ひとつひとつを大切にする暮らしを維持していきたいと思います。