KEEP CALM

平静を保ち、普段の生活を続けよ。リバウンドしないシンプルライフを模索します。ナオト・インティライミ、Hey!Say!JUMP 伊野尾慧くん応援中!

確定申告でお得にいいこと。


私は会社員ですし、お金の面倒なことは年末調整で大体すんでしまいます。
住宅ローンも医療費の控除もないので、確定申告なんて縁のないもの……と思っていましたが。今年はじめて確定申告をしました。

タイトルにもあるように、寄付金の控除が受けられるということで、今年初挑戦。

結果として、寄付した合計金額の1/3程度が手元に戻ってくることとなりました。
……といっても、確定申告しなくても大丈夫なくらい、そんなにたくさん寄付してはいないのですけどね(笑)
でも、寄付金控除があることで、寄付のハードルが下がったように思います。合計金額の1/3が戻ってくることで、単純計算すると3000円分の寄付を実質2000円でできることになるのですから、いいことをしながら少し得をした気分にもなります。

無理なく社会のためになることをしたい、という目標を達成できました。


寄付している団体について

※私は以下で紹介する団体の職員や関係者ではなく、またこの記事も寄付を求めるものではありません。

私は現在、2つの団体に寄付しています。

1つめの団体は、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン。とても有名な団体なので、ご存じの方も多いと思いますが、災害や紛争、貧困などから世界中の子どもを守る活動をしている団体です。

公式サイトはこちらです

ここに、私は1年半ほど前から、月1500円ずつ寄付を続けています。

寄付しようと思ったきっかけは、これまたナオト・インティライミ。(笑)
彼の著書、『旅歌ダイアリー』を読んでからです。

『旅歌ダイアリー』は、もとはナオト・インティライミの旅のドキュメンタリー映画なのですが、映画にしきれなかったエピソードや写真がまとめられた本の形でも公開されました。


旅歌ダイアリー

旅歌ダイアリー



作中でナオトはエチオピア、ハマル族の村に訪れ、その村の人々と過ごします。
映像の中には、無邪気な笑顔で遊ぶ子どもたちの姿もたくさんありました。
映画では触れられず、本の中のみで言及されていたこと。
それは、ハマル族の子どもたちは、5歳までにほぼ半数が病気などで亡くなってしまう、ということでした。

この部分を読んだとき、ものすごく衝撃を受けました。あんなにかわいくて、きらきらした目の子どもたちが、自分の見えないところ、知らないところでたくさん亡くなっていると思うと……。
私にできることは何だろうか?と考えたけど、ただの会社員の私が、何とかできるような資金も行動力もありませんでした。しかし、この団体に募金することで、病気や貧困で亡くなる子どもを減らせるかもしれないと思ったのです。

2つめの団体は、ピースワンコ・ジャパン。
半年ほど前からこちらの団体には月々2000円ずつ寄付しています。
今回の確定申告では、募金し始めた時期の問題で、こちらの団体への寄付金の控除はできませんでしたが、来年、総額からお金が手元に戻ってきます。

母体はピースウィンズ・ジャパンという団体なのですが、その中で主に犬の殺処分をゼロにするための活動をしている団体です。

公式サイトはこちらです

夢之丞(ゆめのすけ)という救助犬をご存じの方も多いかもしれませんが、もともとは捨て犬で殺処分目前だった夢之丞を災害救助犬に育て上げたのもこの団体です。
最近では、動物の殺処分数が国内ワースト1だった広島県の殺処分数をゼロにするための活動が、テレビで取り上げられていたりします。

夢之丞については、上記の公式サイトからも詳しく知ることができますし、こちらもよくまとまっています。

このブログでは、いまはもう亡くなった愛犬の話を時々したりしますが……愛犬と過ごして知ったことのひとつに、殺処分の数が減らないこと、動物福祉の面では他の国(特にEU諸国)に比べて意識があまりにも低いこと、悪徳ブリーダーの存在……などのペットブームの闇があります。
犬はかわいいことだけじゃない、考えなければいけない課題が、まだまだたくさんあるのです。
この問題も、今の私では募金するくらいしか協力できることはありません……ですが、この団体の活動に賛同し、多くの命を救うことに協力したいと心から思っています。